11月29日~12月5日 松村謙三フォーラム2021
2021年11月26日
今週の北日本新聞となみ野レーダーは
「松村謙三フォーラム2021」について
北日本新聞社南砺総局長 開田直人記者が紹介します。
戦後の農地改革や日中友好正常化の礎を築いた南砺市福光地域出身の政治家
松村謙三の没後50周年を記念したフォーラムが開かれました。
松村は1883年生まれで実家は薬種商。
高岡中学、早稲田大学を卒業後 報知新聞社記者となりましたが
父親が亡くなったため実家に戻り町議会議員や県議会議員を務めました。
その後1928年衆議院選で初当選します。
松村は戦後中国を5回訪問し当時の周恩来首相と信頼関係を築くなど日中友好に貢献、
地元では刀利ダムの建設にも尽力し1971年に88歳で亡くなりました。
フォーラムでは、元衆議院議長の河野洋平氏が講演し
「松村謙三先生の想い出とこれからの日中関係」と題して熱く語りました。
講演の中で河野氏は「将来日本が発展していくためにも中国は重要な存在」と言い
今の難しい状況を「松村先生だったら嘆き、友人として中国に直言していたかもしれない」
と話しました。
パネルディスカッションでは南砺市在住の大学生や南砺福光高校の生徒ら6人がパネリストとなり
松村が残した「歴史遺産」について話し合いました。
高校生や大学生からは
「松村先生の精神を次代に残すためにも郷土の偉人として学ぶ機会が必要」などの意見が出ました。
■放送時間
TST 5:45 8:45 12:45 16:45 20:45 深夜0:45
おやべ 14:45 20:45 深夜0:45
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