8月2日~8月7日 「部活動の拠点校化」について
2021年08月02日
今週の北日本新聞となみ野レーダーは
「部活動の拠点校化」について
北日本新聞社福野・井波支局長堀佑太記者が紹介します。
中学校の部活動を統廃合し、希望の部がある学校に校区を超えて通学できる
「拠点校化」に向けた動きが南砺市で進んでいます。南砺市内の中学校では
少子化による部員不足から、大会に単独で出場できなかったり、吹奏楽部で
合奏ができなかったりする問題が起きています。
南砺市の中学生は現在1200人ですが12年後には784人と4割近く落ち込みます。
生徒が減れば部活は維持できず、廃部や統合は避けられません。こうした状況を受け、
子どもの受け皿を確保するための取り組みが拠点校化です。
今は認められていない校区外からの進学を認め、希望する部活のある学校を選べる
ようにします。南砺市教育委員会は、議論を基に本年度中にも統廃合について
結論を出したいとしています。
地元などから様々な反発もあると思われるが、松本謙一教育長は
「旧町村ごとではなく、一つの市という視点に立ち、子どもたちが切磋琢磨できる
体制をつくりたい」と話しています。市では、2022年度から段階的に部員の募集をやめ、
2024年度にも完全移行したい考えです。
■放送時間
TST 5:45 8:45 12:45 16:45 20:45 深夜0:45
小矢部市ケーブルテレビ 14:45 20:45 深夜0:45
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