6月6日~6月12日 3年ぶりに城端曳山祭

2022年06月03日

今週の北日本新聞となみ野レーダーは
3年ぶりに行われた国の重要無形民俗文化財「城端曳山祭」について
北日本新聞社南砺総局長 開田直人記者が紹介します。

城端曳山祭は城端神明宮の春季祭礼で、約300年の歴史があります。2016年には
国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録されました。
5月4日に宵い祭り、5日に本祭りが行われました。
昨年、一昨年と新型コロナウイルス感染症の影響で中止となりました。
今回は感染対策をしっかりした上で一部縮小開催という形で行われました。
4日の宵祭りでは、午後5時半から6ヶ町の若連中らが城端神明宮で参拝庵唄奉納をした後
若連中らは各町に戻り、山宿で粋な音色を披露しました。

5日の本祭りでは、午後2時から山町6ヶ町の絢爛豪華な曳山が「越中の小京都」と
呼ばれる町を練り回りました。情感豊かな伝統の庵唄が響き、大勢の観光客を魅了しました。


新型コロナウイルスの影響で今年は午後からの曳山巡行とし、夜の「提灯山」の
巡行は行いませんでした。また、神輿や剱鉾や傘鉾、獅子舞などの行列は今回曳山を
先導しないで、午前中に巡行しました。

■放送時間
 TST 8:45  16:55  20:55  24:55
 おやべ 14:30  20:30  24:30

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