3月14日~3月20日 JAとなみ野スニーカー農業推進について

2022年03月13日

今週の北日本新聞となみ野レーダーは
JAとなみ野が推進する「スニーカー農業」について
北日本新聞社福野・井波支局長堀記者が紹介します。

JAとなみ野が水田の大規模な区画整理を進め 4月から野菜の栽培を始めます。
地中に排水パイプを埋設して水はけを向上させ
長靴がいらない「スニーカーでもできる農業」を目指します。

区画整理が進むのは砺波市五郎丸にあるJAとなみ野農業機械センターの1.7ヘクタールです。
JAとなみ野が5区画に分かれていた水田を昨年末までに1枚の畑に造り直しました。
排水パイプを地下70~80cmに6m間隔で埋め総延長は2.5㎞です。
粘土質の土を砂のような乾いた土壌に変え長靴なしで作業できる環境を目指します。

背景には、パン食などによる米価の下落があります。
米に代わる付加価値の高い園芸作物の栽培を進め生産者の収入を引き上げます。
4月にトウモロコシ、10月にタマネギを植えそれぞれ80トンの出荷を見込みます。
当面はJAとなみ野の子会社「アグリとなみ野」が管理運営してノウハウを蓄積し
将来は組合員による大規模な畑作を推奨します。

JAとなみ野組合長佐野日出勇さんは「若い人がやりたくなるなる農業を目指し
分かりやすく「スニーカー農業と名付けた。
若者や女性が夢を持てる農業を進めたい」と話していました。

■放送時間
 TST 5:45  8:45  12:45  16:45  20:45  深夜 0:45
おやべ 14:45  20:45  深夜0:45

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